|
Xboxの次世代機、Xbox 360 ( エックスボックス サンロクマル ) が発表されました。
以下に、公開された Xbox 360 の情報を紹介します。
Xbox 360のハードスペックが公開されました。注目すべき点は、データの処理能力の大幅な向上、ハードディスクの容量増加と取り外しが可能、ワイヤレスコントローラ、現 Xbox との互換性 などです。
・ Xbox 360のハードスペックを以下に示します。
| CPU |
| ・ IBM PowerPCカスタム 3.2GHz 対称型3コア | | ・ 1MB L2キャッシュ | | ・ 各コア2スレッド(計6スレッド) | | ・ 各コアにVMX-128ベクトルユニット (計3ユニット) | | ・ 各スレッドに128個のVMX-128レジスタ |
|
| CPUゲーム演算性能 |
|
| グラフィックプロセッサ |
| ・ ATI カスタムグラフィックプロセッサ 500MHz | | ・ 10MB内蔵DRAM (EDRAM) | ・ シェーダーパイプラインへ動的に割り当て可能な 並列48基の浮動小数点演算器 | | ・ 統合型シェーダーアーキテクチャ |
|
| ポリゴン描画能力 |
|
| ピクセルフィルレート |
| ・ 16Gサンプル/秒 マルチサンプルアンチエイリアシング 4X 使用時 |
|
| シェーダー演算性能 |
|
| システムメモリ |
| ・ 512MB GDDR3 RAM 700MHz DDR | | ・ UMA (統合型メモリアーキテクチャ) |
|
| メモリ帯域 |
| ・ メインメモリ : 22.4GB/秒 | | ・ EDRAM : 256GB/秒 | | ・ フロントサイドバス : 21.6GB/秒 |
|
浮動小数点演算性能 (システム全体) |
|
| 記憶装置 |
| ・ 20GB HDD (取り外し、アップグレード可能) | | ・ 12倍速 DVD-ROMドライブ (2層対応) | | ・ 64MB メモリユニット (発売時の容量) |
|
| 入出力 |
| ・ 最大4台のワイヤレスコントローラ対応 | | ・ USB 2.0端子 ×3 | | ・ メモリユニットスロット ×2 |
|
| オンライン対応 |
| ・ Xbox Live | | ・ Xbox Liveマーケットプレース (コンテンツダウンロード) | | ・ ゲーマープロファイル (全ゲーム共通) | | ・ ボイスチャット | | ・ イーサネット端子内蔵 | | ・ IEEE 802.11a/b/g対応ワイヤレスLAN (オプション) | | ・ ビデオカメラ (オプション対応予定) |
|
| デジタルメディア対応 |
・ DVDビデオ、DVD-ROM、DVD-R/RW、DVD+R/RW、 CD-ROM、CD-R、CD-RW、音楽CD (CD-DA)、 WMA CD、MP3 CD、JPEG Photo CD | | ・ Windows Media Center Extender機能内蔵 | ・ 携帯音楽プレーヤーやデジタルカメラ、 Windows XP対応PCに保存されているデータの再生 | | ・ HDDへの音楽の取り込み | | ・ 全てのゲームで使用可能なカスタム再生リスト | | ・ 音楽再生時の3D視覚エフェクト |
|
| ハイビジョンゲーム対応 |
| ・ 全てのゲームで16 : 9のワイド画面 | | ・ D4 (720p) および D3 (1080i) 表示 | | ・ アンチエイリアシング対応 | | ・ ハイビジョンビデオ出力 | | ・ 標準ビデオ映像出力 |
|
| オーディオ |
| ・ サラウンド音声出力 | | ・ 48KHz 16ビットオーディオ対応 | | ・ 320チャンネルの音声を同時デコード | | ・ 32ビットオーディオ処理 | | ・ 256以上の同時発音数 |
|
| 本体の設置方向 |
|
| フェイスプレート |
|
| Xboxとの互換性 |
|
Xbox 360のソフトウェア面での注目点は、ファイナル ファンタジー開発者として有名で、現在はミストウォーカー代表の坂口博信氏がRPGを開発中であるという点です。また、メーカーとして、待望であったスクウェア・エニックスが新規参入し、参入第一弾タイトルが、ファイナル ファンタジー XI であることも非常に注目すべき点です。
Xbox 360 参入メーカー New
Xbox 360 ソフト発売予定表 New
Xbox 360のネットワーク面 Xbox Live!の注目すべき点は、無料で利用できるシルバーレベルと有料で利用できるゴールドレベルの2種類が用意されていることです。また、支払方法については、J・アラード氏が「クレジットカードのみであった支払い方法の選択肢が増える可能性」を示唆しており、期待が持てます。詳細は、東京ゲームショウ 2005で発表されます。
・ シルバーレベルで利用できるサービスは以下のようなものです。
- ボイスチャット、文字や音声のメッセージの送受信
- デモやトレーラーのダウンロードが可能
- 新しいレベル、マップ、武器、車、スキンのダウンロードが可能
- Xbox Live のコミュニティで作成されたコンテンツなどのダウンロードが可能
|